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コンサルティングという言葉はよく耳にしますが、なんとなく大手企業だけの話のような気がして、具体的にどのような仕事をしているのか、もし仕事を頼んだらどのくらいの費用がかかるのかよく分からないという人が多いのではないでしょうか。コンサルティングの費用は、基本的にクライアントの企業規模や仕事の内容、社員の数、契約期間などによって異なります。例えば、大企業の経営戦略を練られなければならない場合と、小規模企業のIT戦略を立てる場合とでは、費用には大きな差が出てきます。ここでポイントは、その費用の大部分は人件費だということです。コンサルタントは、専門知識や技能を使ってそのクライアントの問題点の解決策を提示するのが仕事ですから、特別な機械や物を使うわけではありません。そのため、たくさんのコンサルタントを使うような仕事内容だと、費用が莫大になり、逆に、少ないコンサルタントでできるような仕事内容だと、費用を抑えることができます。ただ、同じクライアントの同じ仕事内容であっても、Aコンサルティング会社とBコンサルティング会社では、費用が異なってきます。つまり、極端な話、1億の費用を請求する会社もあれば、5000万円の費用を請求する会社もあるのです。だいたいいくらぐらいになるのかは、もちろん相談をすればだいたいの金額は提示してもらえます。しかし、それだけで依頼するのは不安という場合は、まず1時間のコンサルティング相談をお願いするという形で始めてみてはいかがでしょうか。ここで有益な提案が得られるようであれば、大きなプロジェクトを任せてみるというものです。あるいは、そのコンサルティング会社を利用した別の会社に話を聞いてみるのも参考になるでしょう。どのような内容の案件をどのように解決してくれたのか、コンサルタントの能力や質はどうなのかなどが見極められるはずです。ここで押さえておきたいのは、コンサルティング費用が高ければ高いほどいいコンサルティングをしてもらえて、安ければ安いほどコンサルティングの質が悪くなるかというと、そうでもありません。例え良心的な費用でも、しっかりコンサルティングしてくれる場合もあれば、高い費用を払ったのに、ほとんど効果が見られなかったということもあり得ます。もちろんコンサルタントの助言を得て、社内も動かなければならないので、コンサルティングだけの責任ではありませんが、コンサルタントによって効果に差があるのも事実です。このように、コンサルティングの費用にはやや不透明な部分があるため、コンサルティングを依頼する場合には、よく考えてお願いすることが重要となります。