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知らなかった分野でしょうが、業界在職者が詳しく製作。

コンサルティングという言葉は耳にしたことがあっても、コンサルティングの仕事について詳しく知っている人は少ないかもしれません。コンサルティングの仕事の基本は、クライアントの企業における問題点を突き詰めて、専門知識や技能をいかしながら、その問題の解決法を示すことにあります。ここでポイントは、自分の持っている知識や技能をいかしはするけれども、それをそのまま使うわけではないということです。例えば、ITコンサルタントであれば、IT関連の技術や知識をたくさん持っています。しかし、それをそのままクライアントの企業の中で自分が使うだけでは全く仕事になりません。その技術や知識をもとに、その企業の中でその企業の人たちがいかせるようにするのが仕事です。そのために重要なのは「考える」ことになります。つまり問題点を「考える」、解決法を「考える」ということです。よくコンサルタントには論理的な思考性が必要だといわれるのが、このためです。つまり論理的に説明できる事実を示すことによって、クライアントの企業の人たちに動いてもらうということです。反対にいうと、コンサルタントとして最もダメな例は、事実を示さず非論理的に動くことです。具体的な事実は何もないのに、抽象論で声高に叫んでも誰もついてきてくれません。もちろんコンサルティングの結果が出ることもありません。このように、会社やクライアントから問題点が提示されたり、問題解決の方法が決まっているわけではありませんので、コンサルタントは非常に大変な仕事です。プロジェクトに入って効果が見られなければ、ほかのコンサルタントと交代させられたり、契約を打ち切られたりしてしまうこともありますので、気が落ち着くことはないと思います。そのために、解決策や新規アイディアなどを提案する必要があり、考え続けなければなりません。そうです。いつでも「考える」ことを求められるのです。もちろん厳しい世界だからこそのやりがいもあります。プロジェクトに効果が出てきたり、成功したりしたときの喜びはとても大きいものでしょう。自分が関わったクライアントの業績が大きく改善したり、優秀な人材が集まって会社がスムーズに動き出したりすれば、クライアントからはとても感謝されるはずです。そうなると、コンサルティングの仕事の醍醐味が分かってくるでしょう。ただ、醍醐味が分かるまでにはそれなりの時間がかかります。もしコンサルタントになったら、まず一つ小さなことでもいいので成功といえる実績が出せまでがんばりたいところです。